1952-12-16 第15回国会 参議院 運輸委員会 第13号
○岡田信次君 そうすると、今度の運賃改訂に伴つて輸送量を想定する場合に、自動車のために割引率が少いという関係で或る程度減るということは見込んであるのですか、ないのですか。
○岡田信次君 そうすると、今度の運賃改訂に伴つて輸送量を想定する場合に、自動車のために割引率が少いという関係で或る程度減るということは見込んであるのですか、ないのですか。
従つて輸送量の増加に対応し、列車が殖え、或いは列車の数が殖えるに伴つてどれだけの、非常に切詰めて考えても、やはり最小限度の列車の殖えるに伴う或いは乗務員とか、或いは構内の従事員とかそういつた配置転換なんかの非常にむずかしいもの、或いは作業能力の限度に達しておりまして、これに対して要請を必要とするもの、そういつた職員について増強をして行かなければならない。
それから運賃の問題でありますが、先般きめました貨物運賃八割の増額によつて、輸送量との関係がどのくらい違うか。上げたために、上げなかつたときとどのくらい違うか。大ざつぱでけつこうですが、おわかりでしたら伺つておきたいと思います。
或いはその中にはそういうその強力な反対があつたにも拘わらず、これを國有に移してしまつたというのではなくて、戰爭中に経済状勢も悪くなつて、輸送量と言いますか。運送量と経いますか、そういつたものが相当減少して参つたためにこの收支が合わないで、むしろ買收して貰いたいというような地方鉄道の意向があつて買收したものもあるのではないかというような氣がするのですから……。
從つて輸送量は非常に大きなものになつて、結局混雜の度合が四・三九倍、すなわち四倍半になつているという現状なのであります。しかもわれわれのような定期利用者は毎日々々混雜時を利用して——混雜時というのは大体普通の時間の二十倍に價する時間なのでありまして、サービスの割分から考えますと、それこそ百分の一くらいの料金しか拂わなくてもいい、こういう結論になるのじやないかと思います。
現在鉄道の独立採算制の上において非常に困難を感じておるということも、要するにこれは貨車、機関車その他の不足によつて輸送量が少いということから、収入が十分に上げられないということであろうと思います。ゆえにこれは万難を排して、貨車、機関車の増強をはかつて、輸送量を増強して收入をはかるということにいたしますれば、自然多数の人を擁しておつても、おのずからそこに補いがつくことになると思うのであります。
におきましては、電化路線の選定をどうするかということが一番大きい問題になつて來るのでありまして、これにつきましては省内にいろいろの、電化委員會等もありまして、技術的にいろいろ檢討はいたしておりまするが、先ずやはり石炭の節約が一番大事であるから、輸送量の大きい所からやつて行くということが、これは省内の一致の意見でありまして、その輸送量の大きい線區と申しますれば、東海道本線というものが外のものよりも數等、桁が違つて輸送量